活動報告

一般質問

2022.6月議会一般質問 うどん発祥の町のプロモーション等

2022年6月議会 一般質問

三好東曜 議員

(質問1)、「うどんの歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布」及び「うどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習」講師派遣の助成金創設について

綾川町はうどん発祥の町です。うどん発祥の町を国内外で認知してもらうことは綾川町の観光振興の為に重要な事であることは否定できません。しかしながら、特に海外ではうどん文化自体が正しく認知されていない事が問題として挙げられます。

先日イギリスでセレブが通うロンドンNo.1と名高いうどん店に調査に行きました。そこで天ぷらうどんを食べたのですが、そこではうどんの玉どりがされておらず、茹であがった麺をごちゃっと置いており、適当にそこからうどんを掴み取り、どんぶりに盛りつけていました。さらに、玉どりをしていない事から茹であがった麺の時間管理も曖昧である事が予測されます。うどんの作り方からこの調子ですから、うどんの歴史についてはほぼ無知である事も容易に想像がつくでしょう。これが現実かと、少々がっかりしてしまいました。

みなさんにお聞きしますが、私たち香川県綾川町民、言い換えると「うどん県うどん町民」として、このままで良いのでしょうか。私は良いはずが無いと思います。世界遺産である日本食、そしてそれを代表する麺類の一つであるうどん、この文化を我々「うどん県うどん町民」は正しく世界に発信する義務があると思います。私たちはうどん発祥の町に生まれ育ち、生活している、うどん文化の生き証人です。私たち以外に誰が文化の発信の役割を担えるというのでしょうか。

私は世界の主要都市にあるうどん店にうどんの歴史や作り方に関するパンフレットを作成し、配り、正しいうどんの文化を積極的に伝えていく義務が「うどん県うどん町うどん発祥の町」綾川町にはあると思います。

うどん文化は世界遺産です。ロンドンでの惨状を目の当たりにし、このままではいけないと私は強く思いました。今こそ、正しいうどん文化を世界に発信していく時です。そして、うどん発祥の町、綾川町を世界に認知していただき、さらなるうどん文化の発展に我々「うどん県うどん町民」である綾川町民が貢献していく時です。みなさん、そう思いませんでしょうか?

そこで、私はうどんの歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布を提案いたします。是非、シティプロモーションとうどん文化の発信の為に行っていただけないでしょうか。

また、県内で行える効果的な事業としまして、「うどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習」講師派遣の助成金創設を提案させていただきます。

これは県内で行われる外国人技能実習生に向けての研修や町内で行われる日本人向けの企業研修、学業研修に向けて、うどん打ちの研修を行う中で、うどん発祥の町をうどんの歴史を踏まえて説明するものです。また、うどんの歴史と打ち方、町内のうどん店情報などを書いたパンフレットを作成、配布し、受講終了者には名誉うどん町民証明書を渡し、名誉うどん町民として認定する事で、うどん文化の伝承と「うどん発祥の町」の国内外へ向けてのプロモーションを行います。これらの事から「うどん発祥の町綾川町」の認知向上を狙います。

助成費用は派遣講師への謝礼と名誉うどん町民証明書の発行費用、パンフレットの費用です。

例えば講師一回の派遣にかかる講師料を10,000円とし、毎月5回、年間60から100回の利用があるならば、60万円から100万円の年間講師料。そして、名誉うどん町民証明書の作成費用とパンフレットの作成費用を合わせて100万円とすると、合計約200万円の予算で実現できます。

外国人技能実習生は入国後最低1ヶ月の日本語研修を受けなくてはいけませんので、日本語教育の一環としてうどん打ち体験をうどん発祥の町で行い、証明書をもらえると一生の思い出になります。きっと綾川町の事をうどん発祥の町として忘れないと思います。そして、祖国に帰った時に思い出話としてその体験を周りの人に話してくれると思います。そうする事で最も自然な形でうどんの歴史とうどん文化は世界に正しく伝わっていき、綾川町のシティプロモーションもゆっくりではありますが、なされていきます。これは、受け手良し、教え手よし、綾川町よしの三方よしの政策だと思います。

ぜひ「うどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習」講師派遣の助成金創設をしていただきたいと思います。

以上、「うどんの歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布」及び「うどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習」講師派遣の助成金創設の2点について町の考えをお伺いいたします。

前田武俊 町 長 
三好東曜議員のご質問の「うどんの歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布及びうどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習講師派遣の助成金創設について」お答えします。
うどんは空海が唐から持ち帰り、弟子であり、甥でもある智泉に作り方を伝授され、滝宮にて両親にふるまったことが、讃岐うどんの発祥と言われております。
昨年度、観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」において、綾川PROJECTが採択を受け、そのコンテンツの一つとして、「さぬきうどん発祥の地で体験するうどん打ち講座」を今年1月に、実施をいたしました。
その際うどん打ち初心者の方でも分かりやすいように、さぬきうどんの歴史、打ち方の作業工程が書かれたパンフレットを作成し、参加者に配布いたしました。また講師は、讃岐うどん普及活動及び指導の実績もある綾川町さぬきうどん研究会が務め、うどんの原型といわれる「はくたく」の作成・試食体験も行い、参加者からの反応も良く、非常に満足度の高い講座となりました。
今年度におきましても、綾川町さぬきうどん研究会の講師のもとで、歴史学習を伴ったうどん打ち体験講座を実施する予定であります。その際には外国人も含んだ一般の方を対象に町内外問わず広く参加者を募集し、昨年度の経験を活かして内容のブラッシュアップを行い、さらに満足度が高い体験となるよう努めてまいります。
今後も、さぬきうどん発祥の町という本町が誇る歴史、文化の発信を継続してまいります。
なお、海外のうどん店については、承知をしておりませんので、パンフレット等の配布は、考えておりません。現在では、ネット検索により必要な情報を得ることができると考えております。
また、外国人技能実習生は、目的を持って来日しております。うどん打ち体験については、興味を持った方が受講しなければ、効果はないものと考えておりますので、講師派遣及び助成金の創設も考えておりません。

以上、三好東曜議員の「うどんの歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布及びうどんの歴史学習を伴ったうどん打ち体験学習講師派遣の助成金創設について」の答弁といたします。

再質問  (27:53)

三好東曜 議員

はい。まぁ、あのー、満足いった答弁をいただけたというふうには思ってないですけれども、えー、まずネットで検索してうどんの歴史がでてくるっていうのが本当にそうでしょうか。ネットに綾川町の「うどん発祥の町」って書いてますか。例えばwikipediaに。うどんの歴史。こういったことできてるんでしょうか。これをやらないっていうのは怠慢だと思います。「うどん発祥の町」って言ってシティプロモーションをやってく姿勢っていうのがみせていかないと。綾川町、「うどん発祥の町」じゃなくなってしまいますよ。えー、他にもうどんの、私が発祥の町だという町は他にもあります。ただ、それすべて事実かもしれません。同時多発的に始まったのかもしれません。けれども、シティプロモーションですよね、これは。町の魅力を発信していきましょう。そして町を知っていただきましょう。これに積極的な姿勢を見せていただけないと、シティプロモーションそのものが成り立たない。ここのところを町は、行政はちゃんと考えていってほしいんですね。今の答弁だと、まぁやりませんよと言いているのと同じじゃないですか。ネットの検索、これもう一回考えてほしいですね。で、外国人技能実習生、彼らが日本に来るのは日本語研修なんですよ。もっとも効果が高い日本語研修というのは、まぁいろんなところ連れて行ってます。日本語研修で。こんぴらさんに行きました、登りました、その体験を伴った日本語の研修というのを日本語講師の方はやられてるんですよ。で、これが主体的な研修である必要はないんですね。体験を伴った研修、外国人が日本に来て、で、そういう体験を伴った研修、綾川町に来て一番体験を伴った研修で滝宮天満宮行きますか?それとも高鉢山登りますか?私はうどん打ち体験を推していただきたい。うどん打ち体験することで、ただ単に、ね、山に登るだとか神社にお参りするだけじゃなくて、香り、もう五感全部使うことになります。食べることになります。これがうどん発祥の町でしか目玉としてできない。体験学習なんですよ。これもう一回考えてほしいんですよね。で、興味を持った人だけっていうんじゃなくてこちらから伝えていく、それがシティプロモーションなんですよ。これプロモーションです。マーケティングです。我々の町をどうやって売り込んでいくか、ここのところの考え方が欠如してるんじゃないですか?答弁お願いします。

福家経済課長
えー、三好議員の再質問に、えー、答弁をさせていただきます。えー、うどんの歴史につきましては、えー、先程答弁にもありました通り、えー、空海が持ち帰ったということから、えー、綾川町が讃岐うどん発祥の地と、えー、言われております。えー、まぁ綾川町には、あのー、まぁうどんもそうですけどいろいろ体験もございます。で、えー、綾川町を売り出していくなかで、えー、先程もPRの点でもございましたけれどもいろいろな方法を使って、えー、綾川町のPRをしてまいりたいと考えております。で、またうどん打ち体験につきましても、えー、これも、あのー、今年度昨年度続きまして、えー、実施する予定にしておりますので、えー、また広く募集をして参加していただければと思っております。え、以上でございます。

三好東曜 議員
ぜんぜん答えになってないじゃないですか。マーケティングの考え方があるかないかってことを聞いているんですよ。シティプロモーションの考え方。

河野雅廣 議長
シティープロモーション。

三好東曜 議員
答弁になってないですよ今のは。

河野雅廣 議長
回答を得られる方はおられませんか。
はい、それではですね、三好君。あなたの考えた通りの答弁にはなってないと、いうようなことでございます。まぁあのー、今後考えていくというような答えも今んところはいただいてないというようなところでございますけども、まぁシティプロモーション、まぁ町を、ね、認知してもらうのにはふさわしいことかもわかりませんけれども、ただいまのところは考えていないというようなことですので、どうでしょうか?

三好東曜 議員
行政からの答弁をいただきたいです。

前田武俊 町 長 
あのー、まぁシティープロモーションとして、えー、うどん文化の発信のためのパンフレット、えー、これご質問は歴史や作り方に関するパンフレットの作成と海外うどん店への配布の提案ということでございます。えー、まぁこれもですね、えー、このまぁ歴史についてはいろいろな捉え方があるので、えー、まぁ発祥の地という、まぁこれ議会も30年に、えー、「うどん発祥の町」という宣言をしていただいたという経緯もございます。まぁ、これはまぁまさにまぁ三好議員がお話ししておる、まぁそういうことでまちづくりを進めていけよというひとつの議会の方向であったかなと思っております。えー、まぁあのー、うどん作りの作成、えー、まぁうどん店に配布せぇというなかなかうどんというのはなかなか奥が深いもんであってあなたどういううどんを想像されとんか知らんですけど、我々うどんも打ちますからなかなかそんな簡単に書いたもんでうどんができるかと、えー、いっぺんやにへんの、えー、講習受けてうどんができるかと、その文化に触れられるかと、ただ小麦粉入れて塩振って、塩水で溶いて、えー、伸ばしたもんでないかと、えー、まぁそういうもんで原型としてはそうですよね、しかしなかなか内容は物凄い奥深いもんがあるということであります。まぁそういうことで、えー、なかなか、あのー、えー、そういうものを文書とかパンフレットにしてというのはなかなか難しいかなと。まぁそれは来ていただいて、えー、まぁ触れていただくいうんが、えー、それが一番必要かなと思いますけれども、これは当然今福家課長が言っておりますように、域内連携、えー今回やって、手ごたえあった言うことで、また引き続きやるぞということにしてございますので、まぁそういう取組みは今後していくと、いう方向でおりますので。まぁご理解いただけたらと、そのように思っております。以上です。

河野雅廣 議長
三好君、よろしいですか。

三好東曜 議員
よろしいですかというのは。

河野雅廣 議長
ただいまの答弁で。

三好東曜 議員
あのー、まっすぐ返ってきてないというか、全然違う、僕、こう話してるんですけども、あっちらへんで話されている感じなんですけど、あのー、よろしいですかという言われると、よろしくないんですけれど、えー。

河野雅廣 議長
立てって。

三好東曜 議員
立てって。
はい、えーと、これはどうしたらいいですか。私は。この質問に対する答えじゃない答えが返ってくる場合は私はどうしたらいいんですかね。

河野雅廣 議長
今、当局が答弁されたのは、当局の考え方としての答えでありまして、三好君が言う、まぁ遠隔地とのシティプロモーション、また、資料・パンフレット等々の話でございます。それには合致してないと。私はお見受けしたわけでございますけども、えー、今後の過程、課題として考えてみたらどうでしょうか。

三好東曜 議員
えー、あの、もう一回、あのー、私が今聞いた、お聞きしたことっていうのを繰り返させていただきますとですね、まずネット検索に対して、綾川町のネットで検索をすればいいという答弁だったんですけども、それぞれが、外国の人がですね。それに対して、綾川町は綾川町の名前をそこに入れる、うどんの歴史についての、あのー、そういう記述があるかどうか。だとかそこに対する綾川町は「うどん発祥の町」としてのアプローチをしているかどうか。っていうことをお聞きしました。一点目に。で、その後は、あの、シティプロモーションとしてのアプローチとして、マーケティングの考え方で、この綾川町を売り込んでいくっていう考え方があるかどうか。そのことをざっくり言うと、お聞きしたんですけども、全く違う答えをいただくと、もう再質問もできないんですね。で、シティプロモーションとしてこの綾川町の「うどん発祥の町」っていうのをマーケティングの考え方でやっていく意思があるのかどうかっていうのが今の答弁では見えないからそこを示していただきたいと。そういうことをお聞きしたんです。わかりにくい表現だったとしたら、あのー、申し訳ありませんけども、今、再度申し上げましたのでご答弁お願いしたいと思います。

福家経済課長
三好議員の質問に対する答弁でございますけれども、えー、まぁマーケティングによるシティプロモーションにつきましては、また、えー、研究をさせていただきたいと思います。

三好東曜 議員

再々質問
はい、研究をするというふうに答弁いただきました。ですので、えー、研究していってください。あのー、このこと本当に非常にもう一番大切なところだと思うんです。この「讃岐うどん発祥の町」、「うどん発祥の町」っていうのは、綾川町だけしか持てない世界でナンバーワンになるコンテンツなんですよ。で、ここを掘り下げてプロモーションして、で、世界の人達に、綾川町の存在を知っていただく、これは町民全員の利益につながることなんです。経済発展もそのことを利用して、経済政策も作っていけますし、で、我々綾川町民の誇りにもなっていくことです。子どもたちが、「僕の町はうどん発祥の町なんだ」、って言ったら「あぁ~あのうどんの」世界の人から認知してもらえるコンテンツなんですよ。「うどん発祥の町」、綾川町。これ一番大切なことだと思ってるので、シティプロモーション、観光、そういったことについては経済政策もそうです。で、うどんが売れれば当然小麦の生産も増えます。農業政策にも繋がったことです。是非、これは行政だけで考えるんじゃなくて専門の、プロのマーケター、農業政策、そして海外の外交政策ですよね。インフルエンサーもそうです。先ほど話が出ましたけども。そういった方を巻き込んで、行政だけで考えるんじゃなくて、是非進めていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。ご答弁お願いします。

福家経済課長
三好議員の質問にお答えをさせていただきます。えー、議員の言われよることは、まぁ意見参考にさせていただきまして、また研究の方をしてまいりたいと思います。

 

(質問2)未成年者への新型コロナワクチン接種推進の取りやめについて

 三好東曜議員 (一問一答) 町 長
(2)未成年者への新型コロナワクチン接種推進の取りやめについて

三好東曜 議員

新型コロナワクチンの未成年者への接種推進を綾川町にはとり止めていただきたいので、質問をさせていただきます。

なぜなら未成年者において予防や重篤化を防ぐ為にワクチンを接種するというロジック自体が論理破綻をしており、ワクチン接種の副反応の健康上のリスクが新型コロナ罹患の健康上のリスクを大きく上回る為です。基礎疾患が無い39歳以下で新型コロナウイルスに罹った場合の死亡や重篤症状に陥った方は今までいません。また、ワクチンを複数回打った人程新型コロナウイルスに罹りやすいことが今までのデータの解析によりわかります。

一方令和4年5月10日24時時点でワクチン接種による副反応疑い死亡報告は1711件、重篤報告は7142件、あります。10歳〜19歳の重篤副反応報告は443人、死亡は6人、20歳〜29歳の重篤副反応報告は767人、死亡は31人、30歳〜39歳の重篤副反応報告は803人、死亡は31人です。このデータからもワクチン接種の重篤、死亡におけるリスクが新型コロナ罹患のリスクを大きく上回る事が言えます。言葉を変えて重篤、死亡という点についてのみ言及すると「39歳以下の新型コロナワクチン接種はリスクしかない」とも言えます。また、ワクチンの4回目接種を行ったイスラエルでは接種後、新型コロナ罹患数が急増したとの報告も上がってきています。

町長は2022年3月議会の厚生常任委員会において、私が「新型コロナワクチンの未成年者への接種は接種者の12歳から20歳の死亡、重篤、後遺症のデータを見るとリスクしかないので、接種推進をしないで欲しい。もし、綾川町の子供たちにこのような症状が出た場合、どう責任を取るのか。」との質問に対し、健康福祉課長は「国の補償規約に準じて補償する」との答弁があり、町長は「当然綾川町としても責任を取る覚悟で推進する」と答弁されました。

現在、ワクチン後遺症の問題が表面化してきています。ワクチン後遺症とは新型コロナワクチンを接種するまでは、基礎疾患もなく健康に日常生活を送っていた人びとがワクチン接種を境に健康状態に異常を見出し、歩行困難、記憶障害、慢性的なだるさなどを訴え、日常生活が困難になっている事例のことを指します。この様な事例が数多く、県内でも出てきています。5月14日にサンメッセで行われた「記録映像ワクチン後遺症」の上映会に参加したところ会場の200席は満席で私の隣に座られた方のお子さんが正にワクチン後遺症で今も苦しんでいると訴えられていました。

この様なワクチン後遺症を訴えられる人々に対して綾川町はどう責任をとることができるのかをまず明確に示していただけますでしょうか。これが一つ目の質問です。

次にお示しいただきたいのは綾川町においてのワクチン後遺症とみられる、または疑いがある人の数です。まず綾川町における年代別の新型コロナワクチン接種率と接種数、そしてワクチン接種後の死亡、重篤、後遺症の数を年代別にそれぞれ教えていただけたらと思います。それと比較するデータとしまして、町内居住者の新型コロナ罹患が直接の原因と考えられる死亡、重篤、後遺症の人数を年代別にお示し下さい。次に、ワクチン接種後に園児、児童、生徒において歩行困難、記憶障害、慢性的なだるさ、などワクチン後遺症の疑いがある人の数を教えて下さい。

これらのデータを検証した上で、ワクチン後遺症のケアプランの確立と相談窓口の設置、そして綾川町の未成年者へのワクチン接種推進は取りやめていただけますようお願いいたします。

前田武俊 町長

三好東曜議員のご質問の「未成年者への新型コロナワクチン接種推進の取りやめについて」お答えします。

まず、1点目の「ワクチン後遺症を訴える人々に対する町の責任」についてであります。新型コロナワクチン接種を受けた方に健康被害が生じた場合、国が設けている予防接種法に基づく予防接種後健康被害救済制度があり、救済を受けられます。申請は町で受け、調査委員会を開催して、予防接種との因果関係が認められるものについて国に進達します。現在までに3件(同一人物)の申請があり、全て国に進達し、現在国で審査中です。補償金額については制度の中で定められており、健康被害の状況により支払われます。町は健康被害を受けられた方に対するこの救済制度の情報を提供しております。
2点目の「綾川町内のワクチン後遺症疑いの人の数」についてでありますが、町内でワクチン接種による死亡、重篤な副反応、後遺症は、現在のところ報告がありません。ワクチン接種後、副反応により一時的に体調を崩す方は集団接種会場でもいらっしゃいましたが、後遺症が残ったという報告はありません。先の回答にありました、救済制度申請者も、適切な治療を行い、現在、病状は完治しております。一方、コロナウイルス感染による死亡、重篤な症状、後遺症についても、町への報告は今のところありません。
「ワクチン後遺症のケアプラン」については、特段、作成するものとせず、ワクチン接種後に後遺症とみられる症状が現れた場合は、医療機関を受診していただき、医師の診断を基に対応していただくことになると考えます。また、ワクチン接種後の医学的な相談は香川県のコールセンターでお受けしていますので、そちらを案内しています。
町は、今後も国や県の方針に従い、ワクチン接種を推進してまいります。ただ、最終的にワクチン接種を決定するのは個人の判断で現在も行っておりますが、ワクチンの効果とともに副反応のリスクについても国からの情報の提供に努めてまいります。

以上、三好東曜議員の「未成年者への新型コロナワクチン接種推進の取りやめについて」の答弁といたします。

再質問  (53:20)

三好東曜 議員
このー、1人報告があるっていう方が救済制度3回も申請してる理由っていうのを、えー、教えていただきたいのと、この完治しているっていうのはどういった状態で完治しているというふうにいうのか。あのー、まぁこれは救済制度を申請しているにも関わらず救済を受けられていないのに完治しているっていうのがちょっと理解できないので教えていただけたらと思います。えー、次に、えー、町は健康被害の救済制度の情報を提供をするだけで責任を果たすというふうに考えらるのは、えー、町が責任を取るという、責任を取る覚悟でやっていくといういただいたご答弁とは反する、これは国の制度を知らせるだけなので、責任は全くとらないという態度に見えるんですけれどもえー、ここのところ、えー、もうちょっとちゃんとした形でどうやって責任を取るのか、えー、取らないっていうことで、あのー、方針が変わったっていうことなんでしょうか。で、えー、まぁ実際、あのー、報告はないけれども潜在的にこのワクチン後遺症になってる方っていうのが存在する可能性が高いんですよね。これだけの副反応とワクチン後遺症っていう、あのー、言われてるので。ここを今は存在してない、表面化してないかもしれないですけれども今後出てくる可能性、もしくはもう今、あのー、罹ってるけれども、今そういう状態になっているけれども表面化してない、あの、町が把握してないっていうだけの可能性があるので、是非ここのところを、調査していただきたいんですよね。で、どういった方法でやるかっていうのは、えー、その調査をするにあたって、学校に聞く、病院に聞くのみならず住民に相談窓口を設置してくださいというのはそういう意味ですよね。調査、この内在する可能性というのを拾い上げていただきたい。これをしないと本当に苦しんでいる人たちを治療ができるのにどこに行っていいかわからない。このワクチン後遺症、改善するんですね、もちろん。やっていけば、長い時間かかってですけども改善していくという報告もあがってきております。え、これすべて、あの、私、子どもコロナプラットフォームというところで、えー、勉強させていただいてるんですけども、そういったところに窓口っていうのができて救済制度っていうのもあがってきています。ですので、この潜在する可能性を町の方では拾い上げていただきたい。で、国からの情報も大切ですけれども、国からの情報以外の情報も検証していただきたいんですね。それは医師からの情報です。と、ご答弁お願いします。

土肥健康福祉課長
えー、三好議員の、えー、再質問についてお答えします。えー、その質問の内容は、一つは、えー、まぁ申請のあった内容がどういったものかということと、それから、えーと、町の責任のこと、それから潜在的な後遺症のある人を町が拾い上げること、でよろしいですかね。

三好東曜 議員
えーっと、最初は、あのー、質問が、3回同じ人が、あのー、申請して、で、その補償も受けられてないのに完治になったっていうのが信じられない、わからない。どうしてっていう質問です。で、2点目3点目は仰る通りです。

土肥健康福祉課長
はい、えー、1点目の3件、まぁ1人が3回、えー、まぁ同じアナフィラキシーに罹りまして、この症状が出たということで、えー、こちらに相談があった件でございます。これにつきましては、えー、まぁ医療の方と言いますか、まぁ、えー、国の方にも上げておるんですが、一応完治というのはまぁ本人が、えー、医療機関に、えー、通いまして、まぁ発疹、発熱とまぁ数日で治って、まぁ後遺症はもうないと、いうことなんですが一応こちらの方に国の救済制度があるということで、それを利用するということで、一応こちらで調査委員会に諮って国に申請しております。

三好東曜 議員
3回とも?

土肥健康福祉課長
3回とも。1回目のワクチン接種から3回目の接種まで全部罹ってまして、はい、全部アナフィラキシーに罹りまして、だいたい同じような症状、同じ日数程度で、えー、一応後遺症は残っておりません。一応そういう状況になっております。それから、あのー、町の責任の方なんですが、これにつきましては予防接種法によります、えー、救済措置があります。これにつきましては、えー、町が4分の1、県が4分の1、国が4分の2ですね。この割合でお互い連携を取りながら、そういう、先程言いましたような調査委員会等の結果を踏まえて、えー、国の方からの、えー、例えば後遺症が残れば、障害年金等の給付、そういったものにつなげていくと。いう形にしております。それから、えー、潜在的な、えー、後遺症これを拾い上げるということなんですが、とりあえず、えーと、症状がある場合につきましては綾川町の方では、えー、まぁこちらのほう町の方に、まぁ健康福祉課の方に、えー、ご相談くださいということで、えー、申し上げてます。ですから、まぁ特段、えー、何もこちらから、えー、そういった拾い上げるという、まぁスタイルでは現在ございませんが、今後検討してまいりたいと思います。以上答弁とさせていただきます。

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